我孫子市 天王台の眼科 柴田眼科 日帰り白内障手術

千葉県我孫子市天王台1-1-34

04-7183-3030

日帰り手術について

日帰り手術を各種行います

日帰り手術イメージ

当院では各種日帰り手術を行っています。どの施術であっても、基本的に患者様になぜ手術が必要であるのか、どのような手術を行うのかといったことを丁寧にご説明させていただきます。その後、綿密な検査を行った後に手術を行います。白内障をはじめ、日帰りで行っている手術は以下の通りです。

白内障手術

日帰り手術イメージ

白内障は、日常生活に支障をきたすことがなければ、点眼薬による治療で経過観察を行います。しかし、これは単に水晶体が濁るスピードを遅らせるもので、症状を改善する治療ではありません。
しかし、白内障が進行して日常生活に不自由を感じるようであれば、濁った水晶体を取り除き、人工のレンズ(眼内レンズ)を入れる白内障手術を行います。手術を行うには、まず問題なく手術が行えるかの検査(手術前検査)をします。さらに手術時にどの眼内レンズを入れるのかも決めておく必要があります。
手術では、まず「超音波乳化吸引術」を用いて、濁った水晶体を超音波で粉砕して取り除きます。その際に、水晶体を包んでいる袋(嚢)の後ろの部分は残しておきます。この水晶体後嚢に手術前検査で選んだ眼内レンズを挿入します。手術は局所麻酔下に行います。なお、手術時間については、個人差はありますが約10~20分ほどになります。
手術後は、とくに問題がなければ、その足でお帰りいただけます。手術前検査から手術後の流れは、以下の通りです。

手術前検査

手術を行うにあたり、以下の検査を行います。
・視力、眼圧、屈折検査、角膜曲率半径計測
・眼底検査(網膜の状態を調べる)
・細隙灯顕微鏡検査(水晶体の濁りの状態を調べる)
・角膜内皮細胞検査(角膜の内皮細胞が減っていないかを調べる)
・眼軸長検査(眼内レンズの度数を決める。)
・問診
・血圧検査

白内障手術当日の流れ

1.点眼麻酔をします。少し沁みる程度で、痛みはありません
2.黒目(角膜)と白目(強膜)の境目あたりに幅2~3ミリほどの小さな切開を入れます。その後およそ5ミクロンの水晶体の皮を円形にくり抜きます
3.超音波装置を使い、濁った水晶体の中身を超音波で細かく砕きながら、同時に吸い取ります
4.中身の取り除かれた水晶体嚢の中に、小さく折り畳んだ眼内レンズを挿入します
5.切開創を閉鎖させれば、水晶体嚢の中に透明な眼内レンズが収まります
手術後について
手術後は、目が充血する、ゴロゴロする、涙が出る、目がかすむといった症状がありますが、数日から1~2週間ほどで治まります。
※以下のことに注意してください
・入浴や洗顔は1週間ぐらい避ける
・目を押したり、こすったりしない
・転んだり、ぶつけないよう注意する

硝子体手術

硝子体手術イメージ

硝子体内部に起こった疾患を治療する目的で、眼内の出血や濁りなどを硝子体と一緒に除去する手術が硝子体手術です。当院では、この硝子体手術を「日帰り」で行っております。
硝子体を切除するには、白目の部分に3ヶ所の小さな穴を開け、そこから細い器具を眼内に挿入して眼の中の出血や濁りを硝子体と一緒に取り除き、網膜に生じた増殖膜や網膜裂孔を治して、網膜の機能を回復させます。

硝子体手術が適応になる主な疾患

  • 網膜剥離
    正常眼底と網膜剥離の眼底イメージ
  • 増殖糖尿病網膜症
    増殖糖尿病網膜症
  • 硝子体出血
  • 黄斑前膜(黄斑上膜)
  • 黄斑円孔
  • 黄斑浮腫
  • その他
    増殖硝子体網膜症、網膜中心静脈閉塞症、網膜静脈分枝閉塞症、網膜下出血、硝子体混濁、ぶどう膜炎、外傷など。

手術の大まかな流れ

ほとんどの硝子体手術は、局所麻酔下に行います。
手術室で目の消毒をした後に、目の下の部分に麻酔注射をします。それでも痛みに過敏な方には、術中に適宜、麻酔を追加することで、ほとんどの痛みを取り除くことができます。

1 まず白目の部分に手術機器を挿入します。
小さな穴を3ヶ所、開けます。3ヶ所の穴(創口)を開けるのには、それぞれ次のような目的があります。
  • 1つ目:術中に眼球の形態を保つための灌流液(かんりゅうえき)を入れるため。
  • 2つ目:眼内を照らす照明器具を入れるため。
  • 3つ目:硝子体を切除するカッターやレーザープローブなどを入れるため。
2 濁った硝子体を切除し、膜を取り除きます。
STEP2イメージ 出血などで濁った硝子体をカッターで切除します。切除した分量だけ眼内に灌流液が入り、置き換わっていきます。その後は疾患により、網膜上に張った膜をピンセットのような器具でめくったり、増殖膜と呼ばれる分厚い膜をカッターで切除したり、網膜にレーザーを照射したりと、必要に応じた処置を行います。

3 網膜剥離や黄斑円孔などの疾患は、灌流液をガスに入れ換えて手術を終えます。
STEP2イメージ ガスによって剥離した網膜を元の場所に張り戻したり、開いた穴を閉じさせたりします。ガスを注入した患者様には、術後は数日間うつむき姿勢をとっていただきます。また、白内障に罹っている患者様については、白内障手術も同時に行うことがあります。

※手術時間はケースによりますが、軽症なら1時間弱、重症の場合は2時間くらいかかります。

翼状片切除術

翼状片とは

白目の表面を覆っている半透明の膜である結膜が、目がしらの方から角膜(黒目の部分)に三角状に入り込んでくる疾患が翼状片です。結膜には血管が豊富にあり、そのため本来は血管の無い角膜にその結膜が入るため、黒目の部分が充血したように赤く見えるわけです。翼状片は膨れて瘤のようになっていますが、悪性のものではありません。
症状が無ければ放置してもよいのですが、炎症による充血がある場合は、炎症を抑える点眼(ステロイドなど)で治療します。しかし、基本的に点眼治療によって翼状片が退縮することはないので、進行した場合は手術で切除します。

翼状片切除術について

翼状片の切除手術は、角膜に侵入した翼状片の組織を除去する方法で、局所麻酔下に行います。手術時間は術式により多少異なりますが、15~25分程度です。
翼状片は、結膜の下の線維芽細胞が増え過ぎたために起こる疾患です。そのため翼状片を切除しただけでは、時間の経過とともに、その細胞が再び増殖する可能性が高くなってきます。なお、翼状片の単純な切除のみでは再発率は約50%に及び、しかも多くは手術後3ヵ月以内に再発します。 そのため、翼状片を取るだけでなく、その再発を予防する対策が必要となります。
通常、翼状片を単純に切除するよりも、切り取った結膜部分に自分の正常な部分の結膜を縫い付けると再発率はかなり下がります。この方法は、結膜弁移植もしくは自己結膜移植と言われる方法です。自己結膜移植術を併用した場合の再発率は数パーセントですが、若い人(50歳未満)ほど再発率は高いと考えられています。
再発を予防する方法として、手術中にマイトマイシンという抗がん剤を薄めて翼状片を切除した後の結膜にかける方法もあり、重症の翼状片や年齢が若い(50歳未満)場合には、これを併用します。抗がん剤には細胞の異常な増殖を止める働きがありますので、この作用を利用して翼状片の再発を抑えます。

手術後の対応について

翼状片の手術は比較的安全で短時間で済みますが、手術後の再発を予防するためには手術後の厳重な管理が大切です。そのため、手術後も定期的な眼科への受診が必要となります。
翼状片がある方は、一度当院で翼状片の程度、炎症の有無、乱視の程度などの専門的な検査を受けることをお勧めします。

結膜弛緩症手術

結膜弛緩症について

結膜のたるみが原因で起きる症状が結膜弛緩症です。
結膜にはそもそも適度なたるみがあるので、上下左右などの眼球運動に耐えられるようになっているのですが、このたるみが平均より強い状態が結膜弛緩症なのです。
たるんだ結膜は下まぶたに沿って存在し、程度が強いときは角膜に乗り上がっていることもあります。たるみが強くなる原因は、まだ解明されていませんが、年齢を重ねるとともに増加する傾向があります。

強い痛みはないが異物感や不快感がある

結膜弛緩症は、眼球運動やまばたきに伴って弛緩結膜が過剰に動くため、特有の症状をもたらします。症状は強い痛みではなく、ゴロゴロする、しょぼしょぼする、何かが挟まっている感じがするなど、異物感に近いものです。
また、弛緩した結膜がひだを形成するため、そのひだの間に涙が溜まり、外にこぼれ落ちて流涙を生じます。逆に、このひだによって正常な涙液の膜ができなくなるために、乾燥症状を訴えることもあります。

結膜弛緩症の手術について

結膜弛緩症は、弛緩結膜を切除する外科的治療(手術)できれいに治すことができます。手術は局所麻酔下に行い、所要時間は10分程度です。
弛緩結膜を切除した後は、糸により縫合しますので、術後は糸による異物感が生じますが、1週間程度で良くなります。術後の充血も1週間程度で消失します。手術後の傷跡はほとんど残らず、見た目にはわからないくらいです。
慢性の異物感や眼の不快感を覚えておられる方は、一度当院にてご受診ください。

抗VEGF硝子体注射

滲出型加齢黄斑変性の治療に有効

抗VEGF硝子体注射は、滲出型加齢黄斑変性に効果があるとされる治療法で、新生血管の成長を促すVEGF(血管内皮細胞増殖因子)という物質の働きを抑える「VEGF阻害薬」を眼球に注射することで新生血管を縮小させます。
VEGFは糖たんぱくの一種で、血管を新生する働きがあります。滲出型加齢黄斑変性では、新生血管が脈絡膜から網膜にできてしまい、その新生血管が出血を起こすなどして網膜に障害を招きますが、この注射をすることで新生血管の成長を止めて、縮小させるのです。

糖尿病黄斑浮腫などの治療にも用いられる

1回の治療は1分程度で終了しますが、繰り返し注射を打つ必要があります。なお、新生血管を抑える治療としては、光線力学的療法(PDT)もありますが、こちらの治療法では、視力が落ちる可能性があり、視力が0.6以上に維持されているような場合は行われませんので、代わりに抗VEGF硝子体注射が選択されることになります。
また、硝子体に直接注射針を打つと言いましても、点眼麻酔を行った後に、白目の安全な箇所に打ちますので、痛みもあまり感じることはありません。
このほか、糖尿病黄斑浮腫、網膜静脈閉塞症といった網膜内の毛細血管から血液成分が漏れ出す疾患などにも用いられることがあります。